坩堝(通常ネコツボ)
溶解炉の中にこれが入っていて、この中でガラスが1200℃以上で熔けているのです
こいつは寿命があって、ウチは半年に一度熔解炉の火を止めて交換するわけですが、
あろうことかメーカーに問い合わせたら現在在庫がないとのこと
届くのは年末かヘタしたら年越すかもなんて…
こんなこと初めてなのでちょいとばたばたしてます
教室の休講日程や年末年始のスケジュールも組み直さなければいけない事態
今の坩堝はすでに半年どころか、8ヶ月目なのでどれだけ保つのか
戦々恐々の日々…
(ツノーカ)
2022年11月29日
坩堝(通常ネコツボ)
溶解炉の中にこれが入っていて、この中でガラスが1200℃以上で熔けているのです
こいつは寿命があって、ウチは半年に一度熔解炉の火を止めて交換するわけですが、
あろうことかメーカーに問い合わせたら現在在庫がないとのこと
届くのは年末かヘタしたら年越すかもなんて…
こんなこと初めてなのでちょいとばたばたしてます
教室の休講日程や年末年始のスケジュールも組み直さなければいけない事態
今の坩堝はすでに半年どころか、8ヶ月目なのでどれだけ保つのか
戦々恐々の日々…
(ツノーカ)
2022年11月21日
祝17周年!
本日グラスルーツは設立17周年を迎えました
facebookページはありましたが、これを機にInstagramも始めたいと思います
Instagram : @glass__roots
ゆるゆると発作的に発信していきたいと思いますので、どうぞ18年目もよろしくお願いいたします
(ツノーカ)
2022年11月09日
行ってまいりました新島
もう2週間以上経ってしましましたが、記憶がなくなる前に書いておきましょう
今回、ツノーカはGA70’sの一員として参加
クマさんは工房で留守番の役割でした
「新島国際グラスアートフェスティバル」は、
毎年海外から著名なガラス作家を招聘して行われるイベントで、
実に35年前から続いている歴史あるイベントです
今回、ツノーカは初めての新島訪問
コロナ禍のため2度の延期を経て、
今年は国内作家のデモンストレーションをネットでライブ配信するという形になりました
われわれが訪れた期間の新島は天気が良くて、海も空も青かったですね
そしてガラスは緑の「新島ガラス」
海に沈む夕日はキレイで、夜は天の川もばっちり見えて、露天風呂なんか入っちゃって、
否が応にも旅気分爆上がりですw
各方面から呼ばれてデモンストレーションをしているGA70’sの活動ですが、
打ち合わせや練習で集まれるのはほんの数回が通例
今回は、再再延期で制作するものが途中でどんどん変わり、
結局最後までうまくまとまらないまま本番を迎えるという相変わらずの一発勝負(笑)
けれども、そこは流石それぞれにキャリアを積んでいる面々
前日練習で急遽新しく決めたことなんかも難なく対応できる、
引き出しの多さを持つメンバーが頼もしかったですね
ツノーカは楽器はできないけれど、ジャムセッションってこんな感じなのかなといつも思う
一糸乱れぬ連携のチームワークに見えて、実は当意即妙・臨機応変・瞬間瞬間の判断で
動いていて、それが全体ではひとつにまとまっているという
そこは阿吽の呼吸なのであります
今回作ったものは、竜宮城をイメージにキルンワークやカットガラスなどの技法で
パーツを作り、それをホットワークで組み上げていくというもの
「ハウル」、「プペル」、「スチームパンク」、「婆娑羅」…などのキーワードが列びました
キルンワークだけでも、切り子だけでも、吹きガラスだけでも出来ない
全てが融合した表現です
本番当日は我々にしてはアクシデントなどもなく、珍しく予定時間内で完成
すべてつつがなく終わりました
ライブ配信の視聴者数も1週間あったイベント中で一番と、
鮮やかにフィナーレを飾れたのではないかなと思います
この様子はダイジェストでYouTubeにアップされる模様です
(…ですが、まだ「ただいま編集中」とのこと)
お楽しみに!
(ツノーカ)
2022年11月02日
講座をお休みされている皆様へ
現在グラスルーツの2階に作品及び材料などを置くスペースを提供いたしておりますが、
足の踏み場もない状態です(><)
つきましては、現在講座に来られていない皆様の作品及び材料などを処分せざるを得ない状況になってきました
出来れば皆様が直接確認されて、お引き取り頂く事が最良であると思っています
誠に勝手ながら、2022年11月末日を最終引き取り期日とさせていただきたきます
間に合わない方は、グラスルーツまでご一報くださいますようお願いいたしますm(_ _)m
(ツノーカ)
2022年10月17日
ツノーカ、新島グラスアートフェスティバルに参加します
てか、もう始まってましたねw
このフェスティバル、35年前から続いてる一大イベントなのですが私は新島行くの初めて
毎年海外の作家を招聘して、ワークショップなどで賑やかなのですが
コロナで再々延長になってしまった今回は、ネット配信のみです(無料)
われらが70’sは、22日の土曜午前中が出番
何を作るのかは、配信見てのお楽しみということで♡
出発は水曜夜の夜行船
揺れなきゃいいなー
(ツノーカ)
2022年10月02日
「ChannelBay情報局」という江東区のケーブルTVの取材で、タレントの津田麻莉奈さんが吹きガラス体験制作をされた回が再放送されるとのことです
2019年12月で、まだコロナ前だったのですねぇ
【放送日・放送局】
10月1日(土)~10月15日(土)
1日4回放送(時間は13:00~、17:00~、20:30~、23:30~)
地デジ11チャンネルにて放映
よろしくお願いいたします
ChannelBay情報局_2019年12月放送(GLASS ROOTS) – YouTube
(ツノーカ)
2022年09月30日
ホントこれで飲むワインが美味すぎて我ながら超絶お気に入りアイテムなのですが、この週末友人シェフの日暮さんのお店「ダーブルドット」が15周年でして、その記念品として作っていたのでした
その日暮さんがフィレンツェ・ソスタンツァで出会ったワイン用のコップを、日本人にフィットするように試行錯誤しながら開発したのが始まりで、イタリアンのフードイベントに出したりしたのがもう4年前のこと
それから何百個と吹いてきたんだけど、シンプルなのに作ってて今だに全く飽きないのが謎に面白いところ
よく料理人が食材の良さを損なわないで最大限に引き出す、みたいなこと言いますよね
ガラス吹いていても、熔けてる状態のガラスという素材がたまらなく美しくて、どうにかこの良さを留めておきたいといつも思うのです
ガラス吹くようになって25年近く経つけれど、これは昔から変わらない
制作途中で見せるガラスのつややかさ、艶かしさ、とろとろ感、”生”っぽさ…
しかも一刻も同じ状態ではないので、瞬間瞬間の対応を要する”ライブ感”
自分が作るガラスは、そんな“とろけている“素材感を最大限に活かしたいと思っています
料理人が同じレシピ渡されて作っても、その人その人で味わいが違うように(知らんけど)、たとえばミュージシャンが同じ楽譜渡されてプレイしてもその人その人でテイストが違うように(知らんけど)、ガラス吹きも同じ図面渡されて同じもの作ったとしても、やはり作り手の美学みたいなものが仕上がりの違いとして出るものなのだと思います
そしてそれは見た目や佇まいだけでなく、実際ワインを飲んだ時の味わいにも出ます
いちばんの特徴は、飲み口の滑らかさ、唇にあたるガラスのやわらかな感触
ワインがするすると口の中に入っていく感じと言いましょうか
製法の違う工業製品では決して味わえない仕上がりとなっています
カジュアルなワインには、ワイングラスも良いけれどワインコップも良いよネ
周年に集まるワインラヴァーの方々に、この良さが伝わるといいなと思いつつ
(あ、ちなみにワインだけじゃなく実は日本酒も結構イケますですヨ)
(ツノーカ)
2022年08月01日
ご縁がありまして、米沢で8月のひと月展示をさせていただきます
ギャラリー青田風さん
田園風景に囲まれたステキなロケーションのギャラリーです
米沢に移転される前は真鶴にあって、その時からのお付き合いなのです
過去記事→2013年
うーん、米沢かぁー
牛肉に温泉!w
お近くにお越しの際はぜひお立ち寄りください
「熊谷 正行・角岡 磨 吹きガラス展」
ギャラリー青田風
米沢市六郷町一漆127番の2
2022年8月3日(水)~28日(日)
11:00~18:00(月・火定休)
(ツノーカ)